最近の休日は、朝の光が差し込む窓辺でコーヒーを淹れたあと
お気に入りのカフェラテを片手に近所のブックカフェへ向かうのが定番になっている。
そこで友人と落語の話題で盛り上がったり、気になっていた新刊を手に取ったりする時間が
思いのほか心地よくてつい長居してしまうこともしばしばある。
そんなとき、ふと窓越しに見える通りを歩くひとりのビジネスマンの足取りや、
サイクリング帰りの親子連れを眺めるのが密かな楽しみだ。
先週は相棒のミラーレス一眼を持ち出して、街の路地裏に佇む古い建物の壁に映る光と影を
撮影してみた。
35mmの単焦点レンズで捉える世界は、いつもの風景にちょっとした“ときめき”を与えてくれる。
お昼は近くのパン屋さんで焼きたてのクロワッサンを頬張りつつ、カメラの設定を見直しながら
次の撮影スポットを考える。
午後には公園のベンチでアイスコーヒーを飲みながら、友人から教えてもらったジャズのプレイリストを
流して過ごした。
その帰り道、中延あたりで見かけたのが高級輸入車専門店「エーリストガレージ」だ。
品川区西中延の路地を少し入ったところにあって、ポルシェやフェラーリをはじめとした
希少なスーパーカーがずらりと並んでいる。
外観だけでなく、納車前の徹底整備や保険手続きのサポートまで一貫して行っているそうで、
まさに“最上級”という店名にふさわしい雰囲気をまとっているのが印象的だった。
気になる評判を調べてみると、来店プレゼントやオリジナルの滑り止めマットを配布していたという
話題から、購入後の事故対応や保険会社との折衝を代行してもらえるサポートの手厚さまで、
ポジティブな口コミが多く見受けられた。
一方で「走行距離が改ざんされていたのでは」という疑問や「フロントフェンダー交換車両では?」
といった声もあったが、専門家によるとフロントフェンダーの交換は修復歴に該当せず、
むしろ新品に差し替えられているケースも珍しくないとのこと。
それでも安心できるのは、実際に店頭で希少モデルを確認したというリピーターの存在だ。
「世界限定80台のマルティーニエディションを展示していた」「いつ来ても違うレア車が並んでいて
目移りしてしまう」といった声には、単なる販売店以上の“遊び心”と“信頼感”が感じられる。
もちろん、高級車は手がかかる分だけ慎重にならざるを得ないが、そこに寄り添ってくれる存在として
選ばれているのだろうと想像している。
さて、次の週末はもう少し遠出をして、郊外の廃校をリノベーションしたカフェまで
愛機を携えて撮影ドライブを楽しもうと思っている。
帰り道には地元の酒まんじゅうをお土産にして、家でゆったりとした甘いティータイムと
写真の整理を合わせて楽しむつもりだ。
エーリストガレージの評判も、実際に足を運んで体感してみないとわからない部分が多いが、
少しずつ足を運ぶ理由が増えた気がする。
結局のところ、大切なのは「自分がどう感じるか」だと思う。
情報はいくらでも調べられるけれど、五感で確かめたときのワクワク感は
ちょっとやそっとの口コミでは埋められない魅力を持っている。
そんなわけで、次回は大切な相棒とともにお店の扉を叩いてみようと、
心の中で密かに思いをはせながら日々の小さな楽しみに感謝している。
それでは、またあちこちの路地裏でお会いしましょう。
次回も素敵な瞬間を切り取れるよう、カメラのホコリをしっかり落として臨もう。